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趣のある外観や素材など、日本の古くからの伝統を感じさせる古民家風な木の家。どこか懐かい雰囲気で、近年人気を集めています。古民家風な木の家を、施工事例とともに紹介していきます。
玄関から入るとすぐに、びっくりするほど大きなニッチがお出迎えしてくれる住まいです。
シューズクロークに使われているのは千本格子の建具、天井に使われているのは高級萩材、敷台に使われているのは吉野檜ムク材の1枚板。
自然素材に包まれた暮らしは、木の香りで満たされて、穏やかな心地よさを感じられることでしょう。
美しい切妻の瓦屋根が特徴的な平屋。上屋根と下屋根が重なっているラインもまた美しいですね。 敷地の形状に合わせて、中の和室は斜めの配置となっています。玄関や和室、リビングダイニングなどをそれぞれ広くとり、シンプルな間取りとなっています。
動線が良く、暮らしやすい住まいが実現されています。さらにバリアフリー仕様なので、安全面もばっちり。将来も安心しながら暮らせます。
伝統工法による築100年超の古民家を、現代の住まいが持っている快適性も踏まえて新たに設計し、施工しました。
外観は壁板を張り替えて漆喰を塗り替え、屋根瓦の土を下ろし新たな瓦を葺きました。
古い瓦は外構のアプローチなどに活用。再利用しています。
築250年の家屋や現代の暮らしに合わせたプランにて、間取りを変更。断熱性能もしっかり高めて、家屋全体に暖かさが広がりました。基礎や構造部も補強し、災害にもしっかり備えています。
室内のキッチンにはシステムキッチンを設置。新たな設備は採り入れつつ、古き良きものはしっかり残してよりよく暮らしていける住まいとなっています。
日本の気候や風土に根を下ろした自然素材によって建てられた古民家風な木の家。木材や漆喰、土壁など、体に優しく自然に優しい材料なので、温かみを感じられ、落ち着ける空間なのが大きな魅力となっています。
住まいのスタイルで悩んでいる人は、古民家風な木の家も候補のひとつに入れてみてくださいね。